尿管結石と漢方薬(48歳男性)

30代の後半頃より尿管結石に苦しめられているといいます。病院で破砕治療を受けると石が排出されますが、また溜まり繰り返すため、漢方薬で体質を改善したいとご相談に見えられました。

体格は、170cmで95kg と肥満気味で、甘い物を好み、血糖値も高く、糖尿病の薬も飲んでいると言います。

漢方薬の大柴胡湯、芍薬甘草湯を調合。普段お茶代わりに連銭草を飲んでもらうことにしました。飲み始めて1ヵ月後、ひどい痛み、排尿痛がなくなってきたといいます。さらに1ヵ月後、小さな石が自然排出したといいます。その後も漢方薬を継続されていますが、1年が経過しても、結石はできず、痛みも出なくなったといいます。

尿もれと漢方薬(45歳男性)

45歳の男性。1年前より、尿もれが起きるようになったといいます。いろいろな健康食品や漢方薬(八味丸)なども試してみたようですが効果がなく、手術はしたくないので、漢方薬で何か良いものはないかとご相談に見えられました。

体格は、身長175cm体重64kgとやや痩せ型で、足が冷え、小水は近く、夜間尿はありません。性格は几帳面で、汗をかきやすく、寝汗もあります。

漢方薬の帰耆建中湯(煎じ薬)を処方。飲み始めると、小水が勢いよく出るようになり、徐々に尿漏れが軽減していかれました。また、冷え性、頻尿、寝汗も改善され、服用半年で完治されました。