髪の毛を抜く男児と漢方薬…10歳の男児

半年前より髪の毛を抜くようになり、頭にはげができて悩んでいるといいます。体質は、やや痩せ型で、夜間の歯ぎしりがあります。漢方薬の抑肝散加陳皮半夏を調合。飲み始めて1か月後、歯ぎしりがなくなり、髪を抜く動作が少し減ってきたといいます。さらに1か月後、髪を抜く量はかなり減っているといいます。そのまま同じ漢方薬を服用し、1年が経過したころには髪は元に戻り、抜くことはなくなったといいます。

子供の歯ぎしりと漢方薬(10歳の男児)

10歳の男の子。2年前くらいから、夜間に歯ぎしりをするようになったといいます。また、最近、爪をかむようになったともいいます。

漢方薬の抑肝散加蔯皮半夏を調合。1ヵ月後、歯ぎしりがなんとなく少なくなっているといいます。さらに1ヵ月後、歯ぎしり、爪かみが半減してきたといいます。また、以前は少し怒りっぽいところもあったようですが、落ち着いてきたといいます。その後、状態は徐々に改善していき、約1年で完治しました。