子供のチックと漢方薬(9歳男児)

9歳の男の子。1年前より、目をパチパチさせたり、顔をしかめたりするようになったといいます。

漢方薬の抑肝散、芍薬甘草湯を調合。飲み始めて1ヵ月後、症状が半減したといいます。その後、半年間服用した頃から症状が出なくなり、現在も服用されていますが、症状は出ていません。

チックは、心と身体がアンバランスな子供の病気ですが、漢方薬は、そのバランスを自然に整えて治癒していきます。

アレルギー性鼻炎と漢方薬(8歳男児)

8歳の男児。幼稚園の頃よりアレルギー性鼻炎に悩まされており、抗アレルギー剤を服用してきたと言います。ただ、症状を抑えるだけで完治せず、薬をずっと飲ませ続けることにも不安があり、漢方のご相談に見えられました。

症状は、いつも鼻がグジュグジュとして鼻水がしたたり、鼻づまりもあります。冷たいジュース、牛乳、夏はアイスクリームもよく食べるといいます。

まず初めに、冷たいジュース、アイスクリームを極力控えてもらい、牛乳はなるべく温めて飲むようにお伝えし、漢方薬を調合いたしました。服用1ヵ月後、鼻水は半減し、鼻の通りも良くなってきたと言います。その後は、服用と共に症状が徐々に改善され、服用約1年でほぼ完治いたしました。現在は、症状がひどくなった時だけ服用されています。