ムズムズ病と漢方薬…52歳の女性

2年前より足のムズムズを感じるようになり、最近では全身で感じることもあるといいます。手足の冷え、こわばりもあり、イライラ感も強いといいます。また、歯ぎしりもあります。

漢方薬の抑肝散と芍薬甘草湯を調合。飲み始めて1か月後、手足のこわばりが取れ、ムズムズ感もいくらか良いといいます。さらに1か月後、ムズムズ感が減ってきているといいます。その後も漢方薬を継続し、1年がたった頃にはムズムズ感を感じることは無くなったといいます。

月経不順と漢方薬…29歳の女性

元々月経不順でホルモン治療をしていたようですが、ホルモン治療を止めてから、まったく月経が来なくなったといいます。これまでにも、漢方薬(当帰芍薬散、温経湯)を服用してきたといいます。体質は、舌ビラが白く苔があり、肩こり、イライラ、足の冷えがあります。軽い胃炎もあります。

漢方薬の桂枝茯苓丸を調合。飲み始めて3か月が経っても効果が出ません。そこで漢方薬を小柴胡湯に変えました。1か月後、ずっと出ていなかったおりものがでてきたといいます。さらに1ヵ月後、3年ぶりに月経が来たといいます。そのまま漢方薬を服用。次の周期も月経があり、その後も28~30日周期で月経が来るようになりました。