41歳の女性。40歳を過ぎたころから、小水の後、尿が少しもれるようになったといいます。市販の薬を飲んでみたようですが効果がなく、漢方のご相談に見えられました。
体質は、手足の冷え、腰痛、神経痛があります。もともと、寒い時期には頻尿になり、残尿感もでやすかったといいます。
漢方薬の当帰四逆加呉茱萸生美湯(煎じ薬)を調合。飲み始めて1か月後、小水の勢いが良くなり、尿もれがだいぶ改善されてきたといいます。さらに服用を続けられ、半年がたったころにはほとんど気にならない状態にまでなりました。その後は、調子が悪くなると同処方を服用すると、すぐに改善されます。