冷え、下痢と漢方薬(50歳の女性)

50歳の女性。20代のころより、お腹が弱く、下痢をしやすいのに悩まされ続けているといいます。クーラーに当たったり、寒い場所に行くと、すぐにお腹がゴロゴロしてきて下痢をするとのことです。

体質は、足の冷え、肩こり、頭痛、腰痛があります。お酒はワインを少し飲み、外食などでも、こってりとしたものを食べると下痢になるといいます。

漢方薬の当帰四逆加呉茱萸生美湯(煎じ薬)、大建中湯(煎じ薬)を調合。飲み始めて1か月後、冷えはいくらか改善し、早朝の腹痛、下痢は楽になっているといいます。そのまま漢方薬を継続。半年がたったころには、下痢はほぼなくなり、大便が固まってきたといいます。その後、約1年間の服用で完治しました。