子宮内膜症と漢方薬(29歳女性)

10代の頃より月経痛がひどく鎮痛剤を常用。病院で子宮内膜症と診断されホルモン治療を1年ほど続けたが、その後再発し、ひどい月経痛に悩んでいるという。

身長は168cm、体重70kg。顔色は赤くのぼせていてシミが多く、足は冷えるという。月経周期は25,6日。イライラしやすく便秘症だという。また、食生活は外食が多く、アイスクリームやチョコレートなどの甘い物もよく食べるという。

漢方薬の桃核承気湯と芍薬甘草湯を処方。飲み始めていくと、大便が毎日出るようになってきた。3ヶ月くらい経った頃より、月経周期が28日に伸びて少し痛みが和らいできたという。その後も漢方薬を継続。1年後には痛みがほぼ無くなり、シミも軽減。現在も服用中。