花粉症と漢方薬(15歳男児:身長169cm体重58kg )

毎年、2~5月にかけて目の痒み、くしゃみ、鼻づまりがひどくなる。抗アレルギー剤を飲むと眠くなり、副作用も心配なため、漢方薬を試してみようと来局された。

顔色は、赤ら顔。首が凝り、頭痛しやすい。舌には、白い苔が付いている。幼い頃に、ジンマシンが出たことがあり、今でも時々出ることがあるという。

漢方薬の柴胡桂枝湯合香蘇散を処方。飲み始めると、鼻がすっきりして気持ちよいという。そのまま継続。1ヶ月ごろから次第に目のかゆみ、鼻づまりも無くなり、その後も時おり継続して飲んでおられるが、持病の頭痛が出なくなり、毎年花粉症は軽く済んでいるという。