繰り返すニキビと漢方薬(35歳女性:身長153cm体重39kg)

20代の頃より口の周りからあごのライン辺りにニキビが出始めた。患部は赤く炎症が起き、治っても跡が黒く残る。1度病院で抗生物質をもらって服用したら良くなったが、またすぐに悪化した。病院の薬を続けると下痢になるため、漢方薬で体質改善をしてみようとご来店された。

体質は、胃腸が弱く、食べても太りにくい。また、冷え性や生理痛もひどく、生理前にニキビが増える。下痢や便秘を繰り返す。甘いものは好きで、菓子パンやチョコレートなどをよく食べる。

漢方薬は、まず胃腸を丈夫にする帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)を処方。それからニキビに直接塗る紫雲膏(しうんこう)をつけてもらうことにした。それと極力甘いものは摂らないようにしてもらった。1ヵ月後ご来店。ニキビが前よりもかなりひどく出ている。寝る前に紫雲膏をつけると、次の日の朝赤く腫れて膿が出ることもあるという。これは良くなる兆候だということをお伝えし、さらに1ヶ月飲んでもらった。次にご来店されたときは、ニキビの量は半分ぐらいに減っていた。それから約1年間飲み続けてもらったところ、体重が3kg増え、ニキビは全くでなくなった。

この方の場合、もともと胃腸が弱く、ストレスらによってさらに胃腸の機能が低下し、カロリーの高い甘いものなどを食べると、身に付かず、すぐに過剰栄養(毒)となってニキビになっていたと考えられる。胃腸を丈夫にする漢方薬を飲んだことで、大腸の調子も良くなり、体重も増え、ニキビが出来にくくなったと考えられる。

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