難病と漢方薬

【膠原病と漢方薬】
膠原病には、関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・シェーグレン病などがありますが、漢方では、症状や体質で薬を決めていきます。特に膠原病の場合、漢方的には”お血(おけつ:からだの中の悪い血)”に原因があると考えます。よって、お血(おけつ)の原因となる砂糖類、動物性脂肪、スナック菓子類は止めなければなかなか治りません。また、リウマチなどで痛みがひどい場合を除いては、運動をお勧めします。運動は血液の循環をよくして代謝を高めますので、からだのお血(おけつ)の特効薬になります。漢方薬としては、お血(おけつ)を除く桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)をよく使います。

【癌と漢方薬】
癌は、悪性度の強いものから弱いものまでさまざまですが、漢方が効くのは悪性度の低い段階ですので、なるべく早い段階で服用していくことをお勧めします。漢方では、癌もお血(おけつ)からだの中の悪い血)”が原因で起こると考えます。ですので、薬もお血を除くものが主流になります。