鈴木寛彦

実践漢方講座令和5年度下期プログラム

「婦人科疾患に用いる漢方」　　むつごろう薬局　薬剤師　鈴木寛彦

詳しくは以下をご覧ください

東邦大学薬学部　臨床薬学研修センターウェブサイト　生涯学習認定制度のご案内 (toho-u.ac.jp)

30歳男性　身長167cm 体重57kg
　2年前よりアトピーが悪化。小児アトピーあり。身体にはステロイド剤、顔にはプロトピック軟膏を使用中。インスタントラーメンや菓子パン、ジュースを好む。漢方薬で、一度毒素（老廃物など）を出すので、一時的に悪化することを伝えて了承を得る。ステロイド等を中止してもらい、柴胡清肝湯（さいこせいかんとう）を処方。外からは紫雲膏を塗付。服用後一ヶ月でアトピー悪化。汁がしたたりおちる。我慢して継続してもらうこと3ヶ月。徐々に毒素が出なくなり、アトピーも軽減。薬1年半の服用を経て根治にいたる。もちろん、インスタントラーメンや菓子パン類は止めてもらっている。