西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

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むつごろう畑の近況報告

日曜日の朝は畑でゆっくり過ごします。身体の疲れが洗い流される感じです。畑はとても静かで鶯が鳴いています、当帰も順調に育っています。


むつごろう新聞

トピックス情報

毎年、東邦大学薬学部小池教授から、ぼたんを頂きます。この牡丹は7-8年物になりますが、毎年色鮮やかな花を咲かせます。とても良い香りで店先が包まれます。


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

姿勢って大切 頭痛

2016年10月13日

(写真は、蒼朮(おけら)の花) 

先日テレビで、背中が丸く曲がった高齢者のための椅子について取り上げていました。岐阜県生活技術研究所が、一般の椅子では頭が前方に倒れてしまう方のために開発したそうです。骨盤部と腰部の2ケ所を角度調整ができるようにし、安定して座ることができるようになることにより、食事も自分でできることが増えたそうです。映像を見ていて感動すら覚えました。  姿勢が悪いと何が問題なのでしょうか。以前、木村友泉先生のお話を聴いて、納得したことがありました。少しだけ水が入ったペットボトルをつぶして蓋をして回転させると水は全体には回らないけれど、蓋をはずしてきれいな円柱状にすると水は全体に回るようになる。それと同じように姿勢が悪いと、口腔、胸郭、腹腔がつぶれてしまうので、働きが悪くなってしまうのです。高齢者のための椅子は、いままでつぶれていた腔を広げて、働きを良くしてくれるのでしょう。鍼灸マッサージ師の視点だと、治療して姿勢がよくなるようにしなくてはならないと考えがちですが、椅子を工夫するだけで姿勢が改善できるのは素晴らしいことだと思います。  私は右のこめかみのあたりが頭痛することが時々あります。指で押さえると血管が脈打っているのが分かります。押さえるとちょっと楽になる気がするのですが、ツボを刺激することによってではなく、押さえることにより頭が下がらなくなるためにいいようなのです。そして背骨がとても気持ち悪くなるので、家族に膏薬を貼ってもらいます。あと上腹部にも膏薬を貼ると楽になります。映画鑑賞が趣味なのですが、映画館で映画を観たあとに頭痛が起きることが多いと最近になって気づきました。前の方の席に座って、長時間体を右に傾けて同じ姿勢を取っているのが原因だと思います。  私の頭痛ですが、頭が下がっていると悪いので、M-testという方法でよくなるか試してみました。下を向いたときに悪化するので使うツボは「後谿」「小海」「少衝」「神門」です。まだ頭が痛く背骨の違和感が強いので、「申脈」という外くるぶしの下にあるツボも使ってみました。「後谿」「申脈」は奇経治療で使う組み合わせで、項頸、肩背、腰部の痛みに使います。ある程度楽になったのですがまだスッキリしません。血圧を測ってみたら上の血圧が130台で血圧がいつもより高いことが分かりました。そこで釣藤散を飲んだところよくなりました。胃がもたれ手足が冷たくなる頭痛には呉茱萸湯が使われます。この頭痛は胸郭出口症候群の症状のようにも考えられます。胸郭出口症候群は、肩の位置や姿勢によって症状が悪くなったり改善したりしますが、発症から時間がたつほど姿勢による症状の変化がなくなっていくそうです。早めに姿勢をよくすることが大切なんですね。  口から肛門までは1本の管です。実際には胃から曲がってはいますが、まっすぐな管をイメージして、これをつぶさないように気をつけるといい姿勢が保てると思います。ここで言ういい姿勢とは、口腔、胸郭、腹腔がつぶれていないことです。骨が変形していたり筋力がなくて姿勢が維持できない場合は、椅子を工夫したり、肘あてを利用(肘あてがない場合はももの上にクッションを置きその上に肘をのせる)してみてください。