FLOWご相談の流れ
薬剤師が見極めて製造した伝統ある漢方薬を、お客様の納得いく中で、飲んで頂く
これから、皆様方のご相談を進めて行く上で知って頂きたいことがございます。
一つ目に、私たちの漢方相談員はすべて「専門薬剤師」がお受けしております。
薬剤師は6年制の薬学部を卒業して薬剤師国家試験に合格した者を言います。漢方薬を服用されるお客様は、病院から出される西洋学的新薬を飲んでいる方がほとんどです。そのため漢方薬をお出しする上で、薬の専門家である薬剤師の大切な役割の一つ「薬の相互作用」の確認をはじめ、漢方薬服用にあたり新薬の血液動態の様子を伺う、またバラ科などの植物アレルギー反応の確認を行う、などの薬剤師にしかできないことが沢山あります。
また、明治の医療改革以来、殆どの漢方医は西洋医学に代わってしまいました。その漢方薬を今に残せたのは、当時の「薬問屋」や「生薬(きぐすり)屋」といった現代の薬剤師だったのです。当に漢方薬は薬剤師のアイデンティティなのです。
二つ目に、私たちは、「日本伝統漢方」を継承しています。
漢方薬には流派があり、大きく4つに分かれます。日本漢方は、古方派、後世派、折衷派そして中国漢方です。私たちは、千葉大学古方漢方の大家、小倉重成先生、田畑隆一郎先生を師に持つ正統派漢方を実践している漢方薬局です。
三つ目に、漢方相談は、治したい症状以外にいくつものご質問をさせて頂くことがございます。これは、漢方医学は病名からお薬を選ぶのではなく、漢方薬とお客様の体質を合わせることを重視するからです。このことを専門用語で、「を合わせる」と言います。姿勢、顔色、しぐさ、声の大きさ、咳の音、舌の状態、病んでいる場所、大便小便、汗や生理の状態など様々な情報が、漢方薬を決定する大切な要素になるからです。
この三つのことを大切に思い、「薬剤師が見極めて製造した伝統ある漢方薬を、お客様の納得いく中で、飲んで頂く」ことを考えております。
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直接ご来店 または 電話相談 または ネット相談
1. 直接ご来店・・・常時薬剤師が複数名おりますので、そのままご来店ください。お薬手帳、検査結果などご持参できる方はお願いいたします。(事前のご予約も承っております。その際は電話または、ネット予約フォームよりお申し付けください。)
2. 電話相談・・・・054-247-6006まで、直接お電話ください。
3. ネット相談(ご来店が難しい場合)・・・ネット予約フォームより、ご相談予約をお願いいたします。
(直接ご来店の方は混雑時、少しお待たせする場合がございます。お時間に余裕をもってご来店ください。)
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漢方相談
漢方相談は、必ず専門薬剤師が行います。
初回は、30分から60分程度お時間を頂きます。できるだけ普段の姿でご相談ください。
(お薬手帳、病院の検査データがあればご持参下さ。)
オリジナル漢方相談シートを用いて、お客様の症状をお伺い、体質をチェック致し
ます。また、血流測定、抹消循環測定の機器を使い処方決定の参考にしています。
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改善方法、養生法のご説明
それに基づいて専門薬剤師が、その原因と改善方法を東洋医学的にアドバイスさせて頂きます。また、煎じ方、服用方法、改善期間、お薬代についてご説明いたします。
二回目以降のご相談からは、①食養生、②運動療法、③呼吸法、④ストレスを除く方法、また⑤専属の鍼灸師より、お灸やはりに使うツボのお話を致します。
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薬選びと製造
厚生労働省承認の下、当薬局選別による質にこだわった薬草、農薬を使わない畑で育てた薬草、無農薬農家と共同で研究した薬草を使用し、また、国産生薬を重視した原料を使用しています。その厳選した生薬を使い、薬局製造業許可の下、薬局調剤室内で漢方薬を製造しております。
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お会計
現金、カード、QRコード決済、交通系ほぼすべての決済に対応しております。
また漢方薬の送りの方は、代金引換または銀行振り込み(二回目以降)とさせて頂きます。
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アフターフォロー
漢方薬服用開始後は、専門薬剤師が、メール、電話、LINEより、分からないことや、ご質問、体調の変化など、ご様子を聞かせて頂きます。(むつごろう薬局専用LINEにご登録いただきますとよりご相談がスムーズになります。)
定期的な漢方健康情報誌をお届けしております。