西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

今月のおめでた
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むつごろう畑の近況報告

蒼朮(そうじゅつ)の花が満開です。別名「おけら」とも言います。とても可愛らしいい真っ白い花です。蒼朮は胃腸によく働き、また利水剤としてめまいを治します。沢瀉湯という回転性眩暈の漢方薬に含まれます。


むつごろう新聞

トピックス情報

駿府薬草園のクコの花が咲きました。とても可愛らしい花です。これから真っ赤な実がついていきます。ここは滋養強壮の働きや、目の疲れもとります。


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶
漢方音楽

講義後の薬学生のレポート

汗が止まらないような風邪に用いる桂枝湯には、桂枝、芍薬、生姜、大棗、甘草が含まれているが、この中の芍薬の量を2倍にしたものは、桂枝加芍薬湯という。また、桂枝加芍薬湯にあめを加えたものは小建中湯という。さらに、小建中湯、2つとも加えたものは帰耆建中湯という。このように漢方には、様々種類があるが、漢方処方で必要なのは構成する生薬の二味の薬徴から考えることである。たとえば、当帰と川芎では陰性瘀血を和す。当帰と芍薬では腹痛を治す。桂枝と甘草では気逆上昇などである。婦人疾患で用いられる漢方薬は、その多くが金匱要略からであるため、傷寒論のように厳密にわけにくいので、患者の証を考える上では陰性瘀血と陽性瘀血に分ける。陰性では、血色悪く貧血気味で疲れやすく、経血はうすく冷え性となる。この場合は温経湯、当帰芍薬散、芎帰膠艾湯を用いる。一方陽性では、顔色は赤黒く経血は黒っぽく、塊が多い。冷えは先のみが冷たく全体的にはそれほどでもない。用いるのは、桂枝茯苓丸、大黄牡丹皮湯などである。また、瘀血と生活スタイルとは、密接な関係があり陰性の場合は、果物、野菜、酢などの体を冷やす食べ物に気をつけ、陽性の場合は肉、サケ、マスなどの赤身の魚や油をさけ、野菜、大豆中心に切り替えることで症状を改善することができる。6月1日の薬事法改正により、登録販売員制度が導入された。OTC薬は、第一類医薬品~第三類医薬品に分類した。第一類医薬品としてはスイッチOTC薬等があり、これから高脂血症治療薬が加わる。さらに今後、慢性疾患(生活習慣病)の治療薬(高血圧治療薬)が加わっていくことが予想される。漢方薬は体のバランスを整えることで正常な状態にしていくものであるから、セルフメディケーション(特に慢性疾患予防が)注目されている現在では、重要な役割を果たしてくると思う。そのためには、西洋医学のみならず東洋医学についてももっと知ることが必要である。今回の講義で、医療者は日々の勉強がとても大切であることを再認識した。