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梅雨の晴れ間を縫って、畑に出かけました。この時期気を抜くととんでもないことになります。無農薬栽培の大変な時期が始まっています。(写真は当帰の花)


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赤ちゃんが欲しい「あかほしネット」にご紹介を頂きました。

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花粉症と漢方薬

2020年02月06日

花粉症と漢方薬

 今回は花粉症について書いてみますね。今や3人に1人が花粉症を患っていると言われています。気候のよいこの時期に花粉症さえなければ、どれほどに気持ちが良い事かと。受験生にとっては尚更です。 

症状は、クシャミ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみに始まり、咳に苦しむ方や、皮膚が痒くなる方、

そしてひどい方は花粉が胃や腸に入り、胃炎や下痢を起こす事もあります。どうしてこのような

が起こるのでしょうか。

 その原因は、もちろん花粉なのですが、花粉だけを悪者と決めてしまうのは如何なものでしょうか。過剰に反応してしまう自分の免疫にも問題があるのかも知れません。リンパ球とIgE(イムノグロブリンE型)の働き過ぎなのです。もともとリンパ球は、身体の中に侵入してくる命に関わる悪い菌から身を守る為に存在しています。それが何故花粉に反応してしまうのか、本丸は、私達自身の生活環境にあるのかもしれませんね。

花粉症は水毒(すいどく)から起こる

 漢方ではこのように考えます。水毒というのは、東洋医学特有な考え方で体の中に余分な水が溢れて、病気を起こす現象です。花粉症では特に鼻の粘膜の辺りに汚れた水が溜まり症状が出ると考えます。その汚水を「桂(けい)枝(し)と麻(ま)黄(おう)」という生薬を使って汗として発汗させたり、「甘(かん)草(ぞう)と乾姜(かんきょう)」を使って利尿に導き、鼻水、鼻づまり、咳を軽減させます。この方法を表裏(ひょうり)双解(そうかい)の法と言います。この治療のメカニズムを使ったものが有名な「小青竜湯」という漢方薬です。ただ、最近では、体が冷えている方が多く、余分な水が凍りついているような状態です。まず体を温めてあげないと氷は溶けて外に出ていきません。最近では体を温めて症状を改善していく「麻黄附子細辛湯」という漢方薬の出番が多くなりました。また、凍らないまでも新陳代謝が悪くまったりしている状態では、苓甘姜味辛夏仁湯がよく使われる場合があります。この漢方薬は胃腸機能が悪い方でも負担がありません。

気管のむくみは「杏仁」におまかせ

 杏仁(あんにん)と書いて、漢方では「きょうにん」と呼びます。あんにんは、中華料理の美味しいデザートですが、漢方薬では咳をとめ痰を除きます。気管にたまる水毒を除く事がその理由です。煎じ薬の小青竜湯に杏仁を入れた小青竜湯合麻杏甘石湯や、苓甘姜味辛夏仁湯は、くしゃみ、鼻水に加えて咳、痰を取り除き呼吸を楽にしてくれます。加えて、気管の表面を潤して痰の滑りをよくし排出しやすくします。また杏仁は、麻(ま)黄(おう)や茯苓(ぶくりょう)といった生薬と仲が良く、相乗効果で力を発揮します。

花粉症の黒幕は免疫バランスにあり

 免疫バランスが悪いと言われても・・・・困ってしまいます。どうしたら免疫が正常に働いてくれるのでしょうか。寝不足が悪い?お酒の飲み過ぎ?それともストレス?全てが正解ですが、なかなか止められません。そこで免疫と密接な関係がある腸内環境をよくしてあげる方法があります。漢方薬では、小建中湯、人参湯、茯苓飲などがそれに当たります。食べ物では、善玉腸内細菌を増やす為に味噌、漬物、納豆など発酵食品を食べてみてはいかがでしょうか。また、お店には西焼津クリニックの医師が作られた整腸剤がありますので参考までに。民間療法では、一位(いちい)というお茶があります。別名を紅(こう)豆(とう)杉(すぎ)と言い、異常な免疫の働きを抑えてくれると言われています。ただ、時間がかかる場合もありますし、合う方法は人それぞれ違います。ご興味がある方は一度ご相談下さい。

 

 そうそう、この時期は甘いものを減らすことも忘れずに。