西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

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むつごろう畑の近況報告

蒼朮(そうじゅつ)の花の開花が終わり、薬草畑では冬支度が始まります。蒼朮の茎はとても固く、そのままの形で春まで立ち続けます。


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店先の「ヒバの木」です。この木から蝋燭ができます。冬に向けて油の補給に実を鳥が奪い合います。もうすぐ、静岡も寒くなります。


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

膝の痛みと漢方薬(防已黄耆湯:ぼういおうぎとう)

2010年06月26日

65歳女性 身長156cm 体重60kg

3年前より両膝が痛み始めた。特に左ひざはひどくなると水が溜まるため、病院で抜いてもらっている。また痛みがひどいときは、痛み止めの注射を打つ。

体質的には、色白で汗をかきやすく、下半身はむくみやすい。また冬場は下半身が冷え、膝の痛みも悪化する。また、食べるものは甘いものが好きで、果物をよく好む。

漢方では、こういうタイプの方の体質を”水毒体質”と呼んでいる。水毒とは、体に余分な水が溜まりやすく、関節痛や神経痛などを起こしやすくなる体質である。この方の場合も、甘いものや果物を好むため、体に余分な水が蓄積し、膝の痛みを起こし始めたと考えられる。特に女性の場合、閉経すると体が冷えやすくなって関節が弱くなる。

この方には、体の余分な水を取り除いてひざの痛みを直す防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)を処方した。飲み始めて一ヶ月がたつと、小便がよく出るようになってむくみが減った。さらに飲み続けて3ヶ月がたつと、ひざに水が溜まらなくなり痛みをとれてきた。ひざの痛みもとれてきたので、防已黄耆湯を飲んでもらいながら運動(ウオーキング1時間程度)をしてもらうようにした。その後、痛みは出なくなり、半年後に漢方薬を止めたが再発はみられない。