西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

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むつごろう畑の近況報告

蒼朮(そうじゅつ)の花の開花が終わり、薬草畑では冬支度が始まります。蒼朮の茎はとても固く、そのままの形で春まで立ち続けます。


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店先の「ヒバの木」です。この木から蝋燭ができます。冬に向けて油の補給に実を鳥が奪い合います。もうすぐ、静岡も寒くなります。


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

脂漏性皮膚炎に効く漢方薬(加味逍遥散)

2010年06月26日

30歳女性 身長160cm 体重58kg

一年前より、顔、首のまわり、背中、胸など(主に上半身)に痒みが出る。患部は赤く、痒みが強い。また、肌はカピカピに乾いており、フケも多い。病院で、ステロイド剤やビタミン剤などを処方されたが改善がみられなかった。

体質的には、便秘気味(3~4日に1回)で、ニキビやイボなど肌が荒れやすい。また、スナック菓子や菓子パンなどをよく食べている。舌の裏側を見せてもらうと、紫色の静脈が浮き出ていた。他に、仕事上での不満などが多かった。

漢方では、脂漏性皮膚炎を、脂の”毒”と考えている。これは、スナック菓子に含まれる油や菓子パンなどのクリームやチョコレート、あんこなどが体内で過剰栄養となって”毒”となる。脂の”毒”は、肝臓に溜まる。肝臓で処理できなくなったものが皮膚に、ニキビや皮膚炎になって現れるのだ。そしてこの肝臓の脂毒を排出する働きがあるのが柴胡(さいこ)という薬草である。まずこの方には、柴胡の入った加味逍遥散(かみしょうようさん)という薬を処方した。すると、飲み始めて10日経った頃から皮膚炎はかなりひどくなり、体の上半身が真っ赤になった。漢方ではこれをメンゲンと呼ぶ。メンゲンとは、体が毒を排出する際に起こす好転反応である。その後、しばらくしてから赤味はおさまり、約半年の服用を経て根治に至った。

一時的に真っ赤になったのは、脂毒が薬草の力を得て、一気に燃焼したのであろう。