西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

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むつごろう畑の近況報告

蒼朮(そうじゅつ)の花の開花が終わり、薬草畑では冬支度が始まります。蒼朮の茎はとても固く、そのままの形で春まで立ち続けます。


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店先の「ヒバの木」です。この木から蝋燭ができます。冬に向けて油の補給に実を鳥が奪い合います。もうすぐ、静岡も寒くなります。


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

糖尿病及び腎臓病と漢方薬(八味地黄丸)

2010年06月26日

62歳男性 身長169cm体重66kg

40歳ころより糖が出始め、血糖値300、HbA1C9になったころからインスリンを注射し始めた。インスリンを注射し始めてからは、血糖値は180mg/dl、HbA1C8くらいに落ち着いているが、そこから改善が見られなかった。自覚的な症状としては、口の渇きと夜間の頻尿(2~3回/日)があり、他にも下半身のだるさと腰痛、精力減退がある。また、腎機能がやや低下し始めた。クレアチニンが2mg/dl前後である。

まず漢方では、糖尿病を治療する際、単に血糖値を下げるというのではなく、その病人が、糖尿病になりやすい体質そのものを改善していく。この方の場合、糖尿病性腎臓病を併発し、夜間尿や精力減退があることを考えると、漢方でいう”腎虚(じんきょ)”の状態である。腎虚とは、腎臓や生殖器を含めた下半身機能の低下である。下半身機能の低下は、主に老化や暴飲暴食、運動不足などが原因であるが、下半身機能の低下は、血液中の糖代謝をてきめんに悪化させる。よってこの方には、下半身機能を活発にさせる八味地黄丸(はちみじおうがん)を処方した。

飲み始めて一ヵ月後、まず最初に変化がみられたのが精力のアップだった。そして下半身のだるさや夜間尿も少し良くなった。さらに二ヵ月後に、血液検査を行ったところ、血糖値154mg /dlHbA1C7.1と改善が見られた。その後は、急速に血糖値が改善されることはないが、クレアチニンの改善(1.5mg/dl前後)もみられ、現状維持の状態が続いている。