西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

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むつごろう畑の近況報告

蒼朮(そうじゅつ)の花の開花が終わり、薬草畑では冬支度が始まります。蒼朮の茎はとても固く、そのままの形で春まで立ち続けます。


むつごろう新聞

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店先の「ヒバの木」です。この木から蝋燭ができます。冬に向けて油の補給に実を鳥が奪い合います。もうすぐ、静岡も寒くなります。


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

掌蹠膿疱症と漢方薬(三物黄芩湯+紫雲膏)

2010年06月26日

58歳女性 身長157cm体重60kg

3年前より手のひらと足の裏に湿疹ができ、病院へ行くと掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と診断された。病院ではステロイド剤を処方されしばらく塗っていたが、肌が次第にカピカピに乾き、分厚く硬くなった。また、夜になると手のひらと足の裏が熱くなり、痒みが増し、かくとぽろぽろと皮が剥ける状態になる。約1年間ほどステロイド剤を塗ったが改善が見られず漢方薬を試してみようとご来局された。

体質的には、瘀血(おけつ)体質で、血糖値がやや高い(ヘモグロビンA1Cが6~7%)。のどの渇きがあって、手のひらと足の裏は赤く熱を持っている。舌を見せてもらうと、白い苔がたっぷりとついている。

漢方ではこういう状態の体質を”血熱(けつねつ)”と呼んでいる。これは、血液に”熱”がこもっている状態である。閉経後の女性や子供によくみられる。漢方では血熱には地黄(じおう)という薬草をよく使う。この方の場合にも、地黄の配合された三物黄芩湯(さんもつおうごんとう)を処方した。また、外側から皮膚の再生を促す紫雲膏(しうんこう)を塗ってもらうことにした。初めの一ヶ月は、ぽろぽろと皮がむけることも多かったが、二ヶ月ぐらい経った頃から、新しく出てくる膿胞が少なくなり徐々に消失していった。その後約一年で根治し、再発はみられていない。