西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

今月のおめでた
今月のおめでた

おめでた情報はこちら

むつごろう畑の近況報告

静岡の薬草畑も少しずつ秋を感じるようになりました。芍薬の地上部は枯れていますが、当帰は、まだまだ成長しています。秋の収穫が楽しみです。


むつごろう新聞

トピックス情報

新しい紫雲膏が出来上がりました。一日がかりで出来上がりました。店内は紫雲膏の香りで一杯です。この紫雲膏は、真岡の塚田先生から伝授頂いた海老塚流紫雲膏です。


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

第3回中国研修

2008年08月27日

2001年5月3~6日の中国研修を終えて

今回、私達は北京から南へ300kmほど下った町、安国(あんこく)に研修に行ってまいりました。安国とは、安心する国という意味で、中国で最も農作物の穫れる所からつけられたそうです。

私達が安国に行くことになったのは、ここは農作物だけでなく、漢方薬の原料になっている生薬の栽培地としても有名な所だったからです。

北京空港から高速道路を使って車で3時間、高速道路をおりると、そこはあたり一面畑だらけの町でした。町の中心に向かう途中、薬草畑はまだかなぁと窓の外に顔を出して、まわりをキョロキョロ見渡していました。30分くらい走った頃でしょうか、あたり一面すさまじい漢方薬の臭いに包まれてきました。

驚いたことに、この町は町全体が漢方薬の臭いでプンプンなのです。”百聞は一見にしかず”ということわざがありますが、この時はまさに”百聞は一臭にしかず”でした。町中を散歩するだけで健康になれる感じでした。道端には、漢方薬の茴香(ういきょう:胃薬などに使われています)が雑草のごとく生えていました。

そしてその晩、近くの飯屋で夕食をとったのですが、その量の多さと味の油っこさに圧倒されました。いかにも胃にもたれそうだなぁ~と思ったのですが、思ったより平気でした。

中国という国は、日本と違い空気がとても乾燥しているため、油っこいものをたくさん食べることで、体の乾燥を防いでいるそうです。

さらにウーロン茶を飲んだり、とうがらしや山椒・陳皮などの薬味を料理にたくさん使うことで、油料理による胃腸障害も防いでいます。どうりで胃にもたれなかったはずです。

そして次の日、実際に畑を耕している人と交流を持つことができたのですが、すべて手作業なのには驚きました。確かに自然体といえばそれまでですが、近代化が進んだ日本人には少しつらい作業のようです。

中国という国はとても自然に恵まれており、使える土地がとても広いため、いろんな野菜や薬草が作られ、それらを料理の中にたくみに使うことで体の調子を良くしています。

あまり自然に恵まれなかった西洋人が、手術療法や検査療法、薬物治療に力を入れたのに対し、自然の生き物に恵まれた東洋人は、野菜や薬草、お茶などを食べたり飲んだりすることで、自然に健康を維持する医食同源が発達したようです。

今回の研修で、私の心に一番印象に残ったのは、やっぱり安国で食べた料理でした。観光地ではない本当に地元の人達が食べている料理です。ブタの耳やカモの頭もありました。陳皮や大棗、山椒などの薬味も入っていました。食事をするときは、お茶のかわりに漢方薬を飲んでいました。

この医食同源というすばらしい文化が、日本の家庭の食卓や全国のレストランに普及すれば、みんなもっと健康になれるのになぁ~と思いました。

沼津店店薬剤師 白井憲太郎

elem_academic_repophoto052