西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

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むつごろう畑の近況報告

蒼朮(そうじゅつ)の花の開花が終わり、薬草畑では冬支度が始まります。蒼朮の茎はとても固く、そのままの形で春まで立ち続けます。


むつごろう新聞

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店先の「ヒバの木」です。この木から蝋燭ができます。冬に向けて油の補給に実を鳥が奪い合います。もうすぐ、静岡も寒くなります。


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

日本伝統医学 「古方漢方」 -東邦大学薬学部の講義の一部から-

2008年08月27日

2003年11月5日より3回の講義を持ちました。以下にその内容を紹介します。
私の薬局では師・田畑先生の教えのもと、日本の伝統医学である古方漢方を実践しております。古方漢方には「傷寒論(しょうかんろん)」という療法があります。これは、中国の揚子江の南、江南の地に起こった代表的な薬物療法です。変化のはげしい急性の病気に対応した治療を述べていて、「証(しょう)」を重んじています。私ども薬剤師は正しい「証」を見つけるために、相談に充分時間をかけています。

「証」とは何でしょう。皆様もカゼのひきはじめに服用する「葛根湯」という漢方薬を聞いたことがあると思います。この葛根湯は、〈脈が浮く。首から背にかけてこりがある。汗をかかず、風にあたることを嫌う〉などの症状が出る場合に服用します。これらの症状を葛根湯の「証」と言います。逆に、これらの証候がそろえば、たとえ神経痛・蓄膿・中耳炎であっても葛根湯でよくなります。

病気を治す為には治病原則が必要です。これは、つらい症状はどこに原因があるかを見つけることを意味します。治病原則に基づいている漢方医学を身につけることは、多くの経験と知識が必要となりますが、この日本伝統医学を受け継ぎ、伝えることが、私たちの役割と思って、これからも頑張っていきます。

薬剤師 鈴木 寛彦