サルコイドーシス(67歳の女性)

67歳の女性。サルコイドーシスにより、眼圧が右目26mmHgで、1か月前から右目が光を感じる程度となる。大便は4日に1回.小便は日に7回、夜間2回。肩凝りがある程度で、そのほかの自覚症状化無い。既往歴として、脳梗塞、潰瘍性大腸炎、子宮外妊娠、椎間板ヘルニア、盲腸。薬は、眼圧を下げる目薬を使用しているとのこと。
舌は微白苔、静脈の怒張ややあり。苓桂朮甘湯服用14日で眼圧が12mmHgに下がり、一人で歩いてご来店。その後1か月も12mmHgで安定している。

まぶたの痙攣と漢方薬(45歳女性:身長163cm体重53kg)

以前より、左のまぶたが時々痙攣していたが、1年前より頻繁になり始めたため病院へ行ったが脳検査では異常がなかったと言う。病院で処方された痙攣止めを服用したが効果がなく、知人に漢方薬を勧められ来局された。

体質は、冷え性で肩こり、夜ぐっすり眠れない。性格は細かいことが気になるほうで、人に言われたことが気になると言う。また、ときどき胃がもたれたり、みぞおちが硬くつかえることがある。疲れやすい。

漢方薬の抑肝散加陳皮半夏を処方。飲み始めて1ヶ月でまぶたの痙攣が半減。また、よく眠れて疲れにくくなり、約半年で完治した。