西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

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むつごろう畑の近況報告

種の収穫です。当帰の種を取っているだけで、掌はぽかぽかになります。当帰が体を温める理由が体感できました。


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牡丹の大きな房です。このサイズは今まで見たことがありません。この牡丹は薬草専門の奈良から来ました。中は真っ黒な種が入っています。


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

筋を伸長し、腰の動きを滑らかに

2016年11月02日

「申脈(しんみゃく)」というツボを紹介します。「申脈」の申は伸と同義。脈は血脈、筋脈のこと。筋を伸長し、腰の動きを滑らかにします。「申脈」は太陽膀胱経という経絡のツボです。経絡は臓腑と表裏一体で、五臓六腑が幹、経絡が枝葉にたとえられます。「申脈」は膀胱と密接な関係にある膀胱経のツボなのです。12の臓腑(五臓と心包と六腑)に対応する12本の経絡は正経と言います。  経絡には12の正経の他に8の奇経があります。奇経は臓腑とは関係なく正経の流れを調節します。正経を川の流れとします。正経があふれると奇経に流入し、奇経が放水路のような働きをするのです。正経と奇経が交わるところは八宗穴や八脈交会穴とも言われます。「申脈」は陽蹻脈という奇経と膀胱経が交差するところなので、八宗穴の1つでもあります。  八宗穴は手首付近に4つあり、足首付近にも4つあります。八宗穴は奇経全体および正経も支配します。八宗穴は単独でも著効を示しますが、上下1組ずつ組み合わせて用いると、さらに効果的です。八宗穴は8個あるので、4組の組み合わせがあります。「申脈」(陽蹻脈)とのセットは「後谿(こうけい)」(督脈)です。「後谿」は太陽小腸経のツボです。「申脈-後谿」の組み合わせで、膀胱経・小腸経が治療され、さらに陽蹻脈と督脈を線でつないだ間のエリアを治療することができます。痙攣、精神異常、脊髄空洞症、腰痛、腰椎捻挫、下肢麻痺などに使われます。実は鼻にも使えるのですが、大まかには体の側面をのぞいた後面に自発痛や圧痛があれば、是非刺激してみてください。神にも申という字が入っていますね。神がついたツボはたくさんありますが、1つだけ。「神闕(しんけつ)」というツボはおへそです。むつごろう新聞164号で紹介したおへそに塩灸もよろしければお試しください。

「申脈」は足の外くるぶしの下のくぼみにあります 「後谿」は手を握ると小指側に手相でいう感情線のしわの端にあります イラストでは同じ方のツボを書いていますが、交差して使うほうが効果的です。