西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

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むつごろう畑の近況報告

静岡の薬草畑も少しずつ秋を感じるようになりました。芍薬の地上部は枯れていますが、当帰は、まだまだ成長しています。秋の収穫が楽しみです。


むつごろう新聞

トピックス情報

新しい紫雲膏が出来上がりました。一日がかりで出来上がりました。店内は紫雲膏の香りで一杯です。この紫雲膏は、真岡の塚田先生から伝授頂いた海老塚流紫雲膏です。


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

生薬の話 紅花

2012年08月17日

写真は、ロンドンの秋(ロンドン在住のお客様からのお便りです。)

紅花と聞くと、染料や油に使われるイメージがありますが、生薬としても用いる事があります。生薬として使う際、読み方は『コウカ』と呼びます。紅花は、管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除き、圧搾して板状にしたものを用います。赤色~赤褐色の花冠、黄色の花柱及び雄しべから成り、多数の管状花の集合です。特異臭があり、やや苦味があります。最近はやりのリノール油を搾るサフラワーは、西洋紅花を品種改良したもので薬用にはなりません。なので、紅花は国産のベニバナを用います。

紅花は、血行をよくし、活血通経、駆瘀血作用があります。漢方では駆瘀血などを目標に腹痛、婦人病に用います。紅花を用いる代表的な漢方薬として、折衝飲が挙げられます。折衝飲は、主に婦人の妊娠、出産、生理時の異常不調に使う薬です。瘀血による腹痛を伴う症状を目標に使います。具体的には、産後の悪露、子宮出血・炎症、月経不順、月経困難、月経痛、腹痛、腰痛などに用います。折衝飲の中で紅花は、血をめぐらし、腫れを取り、痛みを止める働きがあります。また色素成分と脂肪油などを含み、血管拡張作用もあります。折衝飲の中には紅花以外にも駆瘀血作用のある生薬がいくつか含まれています。当帰・芍薬・川芎の組み合わせは温性の駆瘀血剤として血気の滞りをめぐらし、冷えを改善します。また、牡丹皮・桃仁の組み合わせは寒性の駆瘀血剤として血中の伏熱を瀉す働きがあります。このような駆瘀血作用が陰陽両タイプの婦人病に効を奏します。

余談にはなりますが、紅花油はコレステロールを下げたり、動脈硬化の予防にもなるそうです。ただし、揚げ物など高温で調理するものは、活性酸素が出やすいので避けた方が良いようです。油は、種類は様々で、酸化しやすいもの、しにくいものがあります。パーム油は、酸化しにくいためインスタント食品などによく使われます。日持ちがするため便利ではありますが、体内に残りやすく、アレルギーの原因にもなるので避けた方が良いでしょう。