西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

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むつごろう畑の近況報告

この連休は、畑仕事でした。台風一過、気温は上がりましたが湿度は低く気持ちよい1日でした。当帰は順調に成長しています。


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9月中旬に当帰の花が咲きました。今まで見たことがありません。これも異常気象の影響でしょうか?(9月18日撮影)


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

漢方家の役割

2013年06月27日

~が治った、~でやせる、~療法で赤ちゃんができた、・・・短絡的な最近の健康食品(漢方薬も含む)ブームには、目に余るものがある。難病は、そう簡単には治らないし、甘い言葉は、砂糖のように害があるように思えてならない。もし本当に病気を治そうというのであれば、甘い物を止めて下さいとか、スナック菓子を止めて下さいとか、運動してくださいというような、漢方薬のような苦い言葉を投げ掛けなければならない。ただ売ればいいという考えは非常に危険である。もちろん漢方家とて、家族があり、生活・経営をしていかなければならない以上、売りたくないと言ってしまったら嘘になる。しかし、俺の腕で絶対治してやるんだといった漢方家としての誇りが無くなってしまったら、売れればいいというただの販売員になってしまう。箱に入った漢方薬が、1ヶ月で3万も4万もする店は、はっきり言って怪しい。本当に漢方が好きなら、種から栽培したくなるし、良質な生薬を使うため、自分で有機で作りたくなるものである。手前みそで申し訳ないが、生薬を無農薬有機栽培で自分で作っているということが、むつごろう薬局の誇りである。私の色が黒いのも、別に海外旅行とかに行って焼けているのではなく、毎朝の畑仕事で顏だけ焼けているのである。

今、世の中には嘘が当たり前のように飛び交い、偽装、偽善という言葉が日常茶飯事のように出回っている。では、いったい何を信じればいいのか、ということになってくるのだが、私の場合、なるべく古いものを信用するようにしている。例えば食事は、玄米、味噌汁、野菜を中心にしている。それだけ食べていれば、他に何を摂る必要があるのか。サプリメントやビタミン剤のように、自然のバランスが崩れたものは、直感的に受けつけない。また、スナック菓子やチョコレート、アイスクリームなどは極力摂らないようにしている。そもそも腐らない飲食物は、身体の中に入ってもその性質を発揮するのだろうか、身体の中でも代謝されにくく、瘀血(毒)として体内にこびりつく。この瘀血は古くなればなるほど厄介で、真っ黒になって硬くこびりつき、万病の原因となる。大便が黒い人、シミやアザが出来やすい人、舌の裏の血管が黒い人、下腹部が硬く張っている人、などは要注意である。

人間は、甘いほう、楽なほう、安易なほうへと流されていく生き物だと思う。それはそれで進歩発展へとつながることもあり、楽しく生きるために必要なことではあると思うのだが、行き過ぎたとき、それは病気へと変わる。人は病むことで、生き方、食べ方の誤りを考え、それを正し、改善していかなければならない。そしてそれを突き詰めていくと、やはり昔の日本人が行っていたような自然に従った食生活が最も身体に良いような気がする。私達漢方家は、自らが自然と戯(たわむ)れ、学び、実践し、患者さんにそれを伝えていかなければならない。決して安易な風潮に流されてはならない。                     

薬剤師 白井憲太郎