西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

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むつごろう畑の近況報告

この連休は、畑仕事でした。台風一過、気温は上がりましたが湿度は低く気持ちよい1日でした。当帰は順調に成長しています。


むつごろう新聞

トピックス情報

9月中旬に当帰の花が咲きました。今まで見たことがありません。これも異常気象の影響でしょうか?(9月18日撮影)


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

くちなしの実

2016年01月15日

 新年最初の生薬は山梔子を紹介したいと思います。山梔子は、アカネ科の常緑低木クチナシの果実です。山梔子の、梔の字の木偏を除いた「巵」は酒器のことで、クチナシの果実の形が酒器に似ていることからこの名前がつきました。和名は、口無しで果実が熟しても口が開かないので付けられたと言われています。形は卵形で赤黄色、6~9本の稜線があるのが特徴です。特有の香りや苦みはありますがさほど強いものではありません。山梔子は、主に消炎鎮痛剤として用いられます。心胸中の鬱気や煩熱を除き、上焦の気を中下焦に下降させる働きがあります。また、胆汁分泌促進、血圧下降、緩下作用も認められています。止血目的や、黄疸、精神症状に用いる場合もあります。山梔子を含む漢方薬には、黄連解毒湯、加味逍遥散、温清飲、荊芥連翹湯などがあります。黄連解毒湯は、黄連、黄芩、黄柏、山梔子の4味から成ります。解毒湯という名がある通り、この漢方薬は体内の解毒作用を高める働きがあります。とても苦い漢方薬です。4味とも消炎、鎮静、利尿作用があり、黄連は心や中焦の、黄芩は肺や上焦の、黄柏は腎や下焦の、山梔子は五臓の炎症を取り除きます。顔が赤くのぼせがある、充血、熱性の出血がある、胃炎、動悸、いらいらする時等に、この熱を冷まして取り除く事で改善します。そのため冷えの強い状態の時には用いません。温清飲は、この黄連解毒湯と、血行をよくして血を補う四物湯を合わせた構成になっています。アトピー性皮膚炎や蕁麻疹などに使われます。加味逍遥散は10味から成り、よく婦人の様々な症状に使われます。月経不順、貧血、更年期障害、冷え症、精神症状、肩こりなどです。含まれる10味の生薬は、効果として様々な方向性の生薬でありそのため様々な症状に効果が感じられます。その中で山梔子は消炎、鎮静、止血、利胆作用を働かせ、駆於血薬の牡丹皮と共に肝・心の虚熱を去る働きをしています。

また、山梔子は漢方薬として用いる以外に食用色素や染料としても用いられます。おせち料理の定番、栗きんとんの鮮やかな黄色を出すのにも用いられます。