西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

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むつごろう畑の近況報告

蒼朮(そうじゅつ)の花の開花が終わり、薬草畑では冬支度が始まります。蒼朮の茎はとても固く、そのままの形で春まで立ち続けます。


むつごろう新聞

トピックス情報

桂皮が届きました。ベトナム産です。この桂皮はNo1桂皮と言いまして最高級なものです。箱を開けると部屋一面ニッキの香りで一杯になります。


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

屠蘇散(とそさん)

2014年12月12日

 屠蘇散は、一年間に溜まった悪いものを払い(屠)、来年の福寿を招く(蘇)縁起物といわれます。さんしょうの実、みかんの皮、キキョウの根、浜防風の根、シナモン、オケラの茎葉が入っています。‘散‘とは、これらの薬草を、「粉にする」という作り方と、「邪気を散らす」という意味が隠れています。冬に駿府薬草園を歩いていますと、ひときわ目を引くのは薬草のオケラです。枯れた姿のままに空に向かって堂々と立っています。生薬名を‘朮(じゅつ)‘といい、全身の余分なを利尿させたり、健胃としても働きます。兵庫県朝倉産が上質なさんしょうは、「山椒は小粒でもピリリと辛い」で有名で、侮れない薬草です。お腹の虫下しに働き、また、お腹をめ、寒さから身を守ります。この時期、皮を剥くと気分がスッとする、みかんの皮は、生薬名で橘皮(きっぴ)といいます。健胃鎮咳去痰薬です。同じくに働くものに、シナモンがあります。生薬名を桂皮(けいひ)といい、身体を温め、気を回らせて、発汗させ、熱を下げ、痛みを止めます。浜防風も発汗、解熱、消炎、排膿作用があり、風邪の予防に働きます。この生薬が入った防風通聖散は、ダイエットの漢方薬として有名です。お正月明けの体重増加にも良いかもしれません。黒田官兵衛も好んだ桔梗の色。可憐なその花の根を掘り起こすと、真っ白な胴に横皺が目立ちます。まるで人間の気管のようにも見えます。その働きは、痰を除き肺の熱をとります。漢方では気血に働きます。

 東洋医学では、「気・血・水」が体を良くめぐっていれば病気にならないと考えています。まさに屠蘇散は、「気・血・水」を回らす漢方薬なのです。お正月三が日、ご家族でお屠蘇を飲んで、よく笑い、福を招いてください。

尚、むつごろう薬局静岡店で屠蘇散を販売しています。(150円+消費税)

 

薬剤師 鈴木寛彦