西洋医学で治りにくい病気こそ“漢方”の出番です…皮膚病、不妊症、癌、膠原病など

むつごろう薬局「自然の漢方薬で赤ちゃんはきっとできる」

今月のおめでた
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むつごろう畑の近況報告

蒼朮(そうじゅつ)の花の開花が終わり、薬草畑では冬支度が始まります。蒼朮の茎はとても固く、そのままの形で春まで立ち続けます。


むつごろう新聞

トピックス情報

店先の「ヒバの木」です。この木から蝋燭ができます。冬に向けて油の補給に実を鳥が奪い合います。もうすぐ、静岡も寒くなります。


ノルウェーからのお便り
紫雲膏
むつごろう八選茶

体を温める食べ物

2010年04月21日

雨も上がり気持ちがよい朝です。

この写真は、駿府城のお城の薬草園の「芍薬」です。昨年むつごろう薬草園から、引っ越してきました。すべて根がつき喜んでいたのですが、なんと1年目の今年からつぼみを付けました。余程環境があっているのでしょう。実はこの場所は、徳川家康公の薬草園址なのです。

最近は東京の仕事の関係で新幹線の中で朝の時間を過ごすことが多くなりました。静岡から、約1時間で品川に着くのですが気温の違いに驚かされます。冬に薄着で静岡をでますと大変な目に遭うこともありました。

ところで、「身土不治」と言う言葉をご存じでしょうか。むつごろう薬局のお客様でしたら、陰陽食事表の裏にも書いてあるのですが、その土地で育ったものを食べると健康になる、と言う意味です。例えば、南国の果物は火照った体を冷まし、寒い国の食べ物は体を温めるものが多いのです。塩は温めるため東北地方の方が味が濃くなるのはよくわかります。そういえば、静岡より東京の方が駅のそばの味が濃い気がします。気温の差が、食事傾向を変えるのは大変興味深いことです。漢方薬も同じです。寒地方でとれる薬草はよくからだを温め、静岡でとれる有名な薬草「柴胡(さいこ)」は、程良く微熱を緩和します。また、ストレスを緩和する働きもあります。静岡では「柴胡」が入った漢方薬が、そして東京では体を温める漢方薬の出番が多くなるのです。体を温める食事の代表はしょうががあります。漢方では、しょうがの使い方を2つに分けています。生のしょうがは、生姜(しょうきょう)といい、胃の中にある余分な水分を小便に出します。体をよく温めるのは、乾いた方で乾姜(かんきょう)と言います。人が生命の危機を感じた時、最後に使うのは沢山の乾姜を使った漢方薬です。胸中をよく温め、弱った心臓を助けるのです。しょうがより強く温めるものは、山椒があります。食事としての出番はうなぎの時ぐらいですが、漢方の研修時、中国で出される夕食のスープはいつも山椒とショウガがは入いていました。匂いに癖がありますがぐっすりと眠ることができ、翌朝はとても元気になりました。環境に合うと植物もよく育つように、環境にあった食事を摂る事は大切なことだと思います。

薬剤師 鈴木寛彦