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実習生のレポート(2010年5月14日)
2010年5月14日(金)薬局で実習された方のレポートです。
東邦大学薬学部5年 中曽根拓実
私は将来漢方薬局で働きたいと考えているので、今回むつごろう薬局で実習させて頂くことになり、行く前からとても期待していました。
実習を終えてみて、それは期待以上のすばらしい体験でした。
行く前には、失礼ですが、漢方薬局はそれ程世の中に認知されておらず、信用度も低く、多くの患者さんは来られないのではないかと思っていました。しかし、実際は新規の患者さんも何人もご来店され、ずっと診てもらっている患者さんも多く、本当に必要とされている存在なのだと感じました。その理由はここでの患者さんの対応にあると思います。
漢方薬局の薬剤師は、病院の医者でも薬局の薬剤師でもやっていないように、患者さんの現在の状態から、過去の生い立ちまで全ての情報を聞き、患者さんに最適な漢方薬をお出ししていました。さらにその病気になった原因や、西洋薬での治療方法などの説明も行っていて、本当に幅広く深い知識をお持ちでした。このような知識をお持ちだからこそ、患者さんは安心して話せるのだと思います。
私は今まで病態の知識について、それ程重要視していなかったため、これからの学生生活において、漢方薬の知識はもとより、病態と一般的な治療法についての知識も深める必要があると強く感じました。
そしてここでの一人の患者さんに対応する時間は、病院などのように制限がないため、患者さんの気の済むまで、いつまでもお話を聞いているようにさえ感じました。このような雰囲気を作れば、患者さんにとって話しやすいだろうと思いました。
このような病院でも薬局でもできない対応こそ、私の理想とする医療人としての姿であり、この実習は漢方薬局で働くことに現実感と希望の両方を与えてくれました。
これからは、鈴木先生がおっしゃっていたように「なぜ?」という言葉を常に頭に置き、物事を捉え、考えるようにしていきたいと思います。そして、私も早く鈴木先生のようなすばらしい漢方薬剤師になりたいと思います。
実習させて頂き、本当にありがとうございました。
東邦大学薬学部5年 藤倉めぐみ
薬学部で漢方医学の考え方を学び、興味を持ってより深く勉強していこうとする上で、漢方薬局の実態をこの目で見てみたいと思い、むつごろう薬局静岡店で実習させていただきました。
まず、印象的だったのは相談に来た老若男女のお客さんが、それぞれの話しやすいペースで、正直に、薬剤師の方にお話をされていたことでした。それは恐らく、駿府公園に臨む明るく開放的な店内と、相談に応じる薬剤師さんとの信頼関係に裏打ちされたものなのだろうなと思います。病気ではなくて、ひとを診る漢方薬局では、観察眼とコミュニケーション能力がものをいうのですね。
また、熱意にあふれる薬剤師の方が、責任感をもって生き生きと働いている姿も印象に残りました。実習中も、ついに待望の赤ちゃんを授かったお客さんからお電話があり、おめでとうございます!と答える薬剤師の方の声に、漢方薬局の仕事のやりがいを感じました。
そして何よりも、漢方薬に使う生薬を薬剤師の方が自ら栽培しているという事実に驚きました。むつごろう畑は残念ながら見ることはできませんでしたが、薬局の目の前の駿府城の外堀にも、芍薬や当帰が植えられているのを案内していただき、葉のにおいをかいでみたりして、生薬が身近であると感じました。
漢方薬局の明るい一面を見ることができた、とても貴重な実習でした。これから、漢方薬の勉強はもちろん、ものごとに対する疑問を持ち続け、発想力を鍛えていきたいと思います。どうもありがとうございました。
実習生のレポート(2010年3月23日)
2010年3月23日(火)薬局で実習された方のレポートです。
北里大学薬学部4年生 清水 絵美子
実際に漢方薬局を見学させていただき「将来漢方に携わりたい」という思いがさらに強くなりました。私は今まで漢方というと温かく優しいイメージがありましたが同時になんだか敷居が高いとも感じていました。しかしむつごろう薬局の患者さんはリラックスされている方がとても多く漢方薬局はとても身近で何でも話せる存在になっているのだと感じました。また処方した漢方薬についての説明はもちろん1つ1つの生薬の説明までなさっており、さすが漢方薬局、さすが薬剤師と感じました。他にも縄跳びなどの運動指導や身体を温める食品や冷やす食品などを紹介し食事指導をしていくなどほんとうにきめが細かくお話を聞かせていただくうちに私も患者として診ていただきたいと思いました。病院や診療所などでこのようなきめ細かい説明や指導などを行っているお医者さんは少ないと思います。漢方薬局は何かあったときのかけこみ寺のような存在でありながら、長年付き合ってきた病とさよならしたり、うまくつきあっていくための橋渡しの存在でもあり、これからの高齢化社会においてとても貴重な存在であると強く感じました。薬剤師が責任を持って患者さんに漢方薬を処方し治療をするという仕事はとても責任があり大変な仕事だと思いますが患者さんの生活に密着し治療していく過程がとても魅力的でした。大学ではほとんど学ぶことのできない東洋医学を学び、身に付け、さらに応用していくということは大変な時間と労力が必要ですがそれゆえ患者さんの状態がよくなってきたときや患者さんから感謝されたときの喜びはとても大きなものであり、素晴らしい職業だと思いました。ぜひ早いうちに傷寒論を読んでみたいと思います。そして1日も早く鈴木先生に近づきたいと強く思いました。貴重な体験を本当にありがとうございました。

