水毒不妊症

(すいどくふにん)

からだの中に余分な水が多い状態を漢方では”水毒”といいます。余分な水は、卵巣に溜まると卵子の質を悪くしたり、子宮に溜まると流産の原因になります。代表的な漢方薬には、水を出す”当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん”があります。

当帰芍薬散料

血毒不妊症

(けつどくふにん)

からだの中に古い血がとどこおった状態を漢方では”血毒”といいます。古い血は、新鮮な血液の流れを邪魔しますので、内膜が薄くなったり、受精卵の成長が止まったりします。代表的な漢方薬には、古い血を流す”桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)”があります。

桂枝茯苓丸料

肥満不妊症

(ひまんふにん)

肥満は不妊症の原因になります。血の流れが悪くなったり、からだが妊娠しているのと勘違いを起こします。代表的な漢方薬には、代謝を高めて毒を出す”桃核承気湯(とうかくじょうきとう)”があります。

桃核承気湯

虚弱不妊症

(きょじゃくふにん)

極度のやせすぎは不妊症の原因になります。まずはしっかりと食事がとれるように、胃腸を丈夫にすることが大切です。代表的な漢方薬には、胃腸を丈夫にする”建中湯類(けんちゅうとう)”があります。

当帰建中湯

ストレス不妊症

(すとれすふにん)

ストレスは、からだの筋肉を硬直させ、血流を悪くするため、不妊症の原因になります。また、男性の場合、ストレスに弱く、性欲が減退したり、運動率が悪化したりします。女性に使用する代表的な漢方薬には、”抑肝散(よくかんさん)”があり、男性によく使用する代表的な漢方薬は”柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)”があります。

抑肝散

腎虚不妊症

(じんきょふにん)

腎とは、漢方では腎臓や生殖器などを示します。現代人は運動不足や冷たい物のとり過ぎで、腎(生殖器)が弱っています。
腎に力をつける漢方薬は腎気丸(じんきがん)といいます。この漢方薬は、徳川家康が子孫を繁栄させるために、晩年飲んでいたといわれています。

八味地黄丸料