33歳女性 身長164cm体重57kg

流産癖。過去に3回ほど自然妊娠するものの、7週目(心拍確認できず)7週目(心拍確認できず)9週目(心拍確認)で、切迫流産。毎回妊娠するたびに、少量の出血と下腹部痛がある。1度流産をしてからは、病院では、高温期になると、バファリン(抗血栓)や漢方薬(柴苓湯:さいれいとう)が処方されていた。

体質・・・顔色はとても白く、貧血っぽい感じがある。漢方ではこういう状態を"血虚(けっきょ)"と呼び、血を補う地黄(じおう)という薬草を使う。また、手足は冷えやすく、体が冷えると、お腹に張りを感じる。これは、お腹(子宮)が冷えていると考えられる。子宮の冷えは、流産の原因になる。漢方薬は、子宮を温め、血を補うキュウ帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)を処方した。この薬には、止血効果のある阿膠(あきょう)と艾葉(がいよう)という生薬が入っている。

漢方薬を飲み始めてから、1ヶ月が経つと、お腹が温まっているのが分かると言うことでした。そしてしばらくしてから自然妊娠されましたが、出血や腹痛も起こらず、無事ご出産されました。

 36歳女性 身長152cm体重50kg

 既往歴に、子宮内膜症と、両卵巣のチョコレートのう腫があり、左卵巣は卵管ごと全摘。子宮内膜症も開腹手術により摘出。その後、下腹部に癒着がみられ、ピックアップ障害があるのではということで、4年前より顕微授精を開始。採卵回数11回、受精卵はほぼ毎回胚盤胞まで成長し、自然周期で6回ほど移植を行なったが、上手くいかず、漢方で体質改善をしたいということでした。

 子宮内膜の厚さは910㎜あり、特に問題ありません。ただ、漢方的にみた体質では、足先の冷え・生理前の頭痛・肩こり・舌の裏側の静脈のうっ血(紫色)・若干ののぼせと吹き出物・生理前のおりもの(茶色)がありました。これらの症状は、漢方の"瘀血(おけつ)体質"に該当します。好きな食べ物を聞いてみると、やはり、チョコレート・パン・ケーキなど、瘀血を作る甘い物でした。漢方薬は、瘀血を取り除く桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)を処方致しました。漢方薬を服用後、肩こりや頭痛、おりもの等が軽減し、3ヶ月が経った頃、移植手術を行なわれました。その後、無事心拍が確認でき、ご出産することができました。

 漢方では、内膜症や卵巣のう腫は、瘀血(おけつ)という古血の滞りが原因で起こると考えています。外科的な手術は、直接内膜症やのう腫を取ることはできますが、子宮内にある瘀血を除くことができません。この瘀血が、受精卵の着床や成長を妨げます。瘀血があると、下腹部を押さえたときに、硬かったり、痛かったりする場合もあります。

男性不妊 37歳 身長166cm体重56kg

 結婚して6年になるが子供ができず、病院で検査を受けたところ、奥様のほうは大きな問題はありませんでしたが、ご主人様の精子運動率が8%しかないとの診断を受けました。精子数のほうは、4000/mlとそんなに大きな問題は無かったようですが、病院では、顕微授精を勧められました。ただ、その前にできれば自然に、とむつごろう薬局に御来局されました。

 体質的には、やや痩せ型で、疲れがたまったり、冷たい物などを飲みすぎた時には下痢になると言われています。子供の頃には、乗り物酔いや鼻血がでやすかったということはありませんでしたか?と尋ねると、「そのとおりです」と言われました。漢方ではこういった、子供の頃から腸などが弱く、乗り物酔いなどをしやすい体質の方を、腺病質(せんびょうしつ)と呼んで、男性不妊の原因になると考えます。漢方薬は、黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)という腸や生殖器を丈夫にしていく薬を処方致しました。また、この方は、御職業が、コンピューターのプログラミングと言われており、ほとんど運動はしていないということでしたので、1日縄跳びを、1000回跳ぶことをお勧めしました。すると、それから2ヵ月後に検査をしたところ、運動率が25%まで上がっているとのことでした。そしてそのまま同処方を継続してもらったところ、3ヵ月後に無事自然妊娠されました。

不妊歴7年 38歳女性 身長163cm体重65kg

これまでに、AIH6回、体外受精2回を行ったのですが妊娠できず、漢方で体質改善をと御来局。病歴は、子宮内膜症と卵巣チョコレートのう腫(両側、右34cm5cm)があり、生理痛が激しい。体質的には、顔がのぼせ気味で赤く、吹き出物が出来やすい。足は冷える。便秘になりやすい。時々、おりものに茶色い血が混じることがある。好きな食べ物は、チョコレートやスナック菓子で、油っこい物も好むが控えているとのこと。

 【この方に処方した漢方薬】

 この方の体質は、漢方では、瘀血(おけつ)体質と呼びます。瘀血(おけつ)とは、ヘドロのようなもので、お腹(子宮など)の中でドロドロと溜まっていたりします。漢方では、生理痛も子宮内膜症も卵巣のう腫も、皆、瘀血(おけつ)が原因で起こると考えます。瘀血(おけつ)が溜まる原因は、砂糖や油物ですが、元々の体質も、かなりの影響を及ぼします。舌の裏側を見た時に、静脈が紫に浮き出ている場合も瘀血(おけつ)です。

 まずこの方には、桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)という薬を処方致しました。初めの一ヶ月で、かなりの吹き出物が出てきました。これは、漢方でよくある好転反応です。瘀血が、ニキビとして出てきます。その後、2カ月3ヶ月と続けていくうちに、ニキビは治り、生理痛もやわらいできました。その後、体調が良いので、1年ほど同じ処方を飲んでいただいた所、病院の検査で、左の卵巣のう腫が、23cmと小さくなり、右は無くなっているとの事でした。その後、約1年間同処方を服用していただいた所、自然妊娠されました。

不妊歴6年(2回流産)36歳女性 身長159cm体重43kg

今までに2回ほど自然妊娠するものの、2回とも7週目で流産。心拍は確認できなかったとのことでした。体質的には"冷え"がひどく、冬になると毎年シモヤケができ、手足が氷のように冷たくなって、寝つきが悪くなることもあるそうです。また、お腹も触ると冷たく、冷たいものを飲むと、時々下痢になるそうです。

 顔色を見ると、色は白く、肌は粉を吹いたように乾燥しています。

 これは、明らかに"血行不良"による冷えや乾燥です。下の裏側を見せてもらうと、静脈がうっ血を起こし紫色に膨らんでいます。「甘い物はお好きですか?」と尋ねてみると、とても大好きで、夏にはよくアイスクリームを食べると言います。

 こういう方の場合、漢方では、体を温めて血行を良くする"当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)"という薬を使います。シモヤケがある場合には、まずこの薬がファーストチョイスになります。

漢方薬を飲み始めて2ヶ月くらい経った頃から手足があまり冷えなくなり、冬になってもシモヤケにならないと言われましたので、そのまま同じ処方を続けてもらったところ、約2ヶ月で自然妊娠されました。その後、漢方薬を飲み続けてもらいながら、無事流産されること無くご出産されました。

今月のおめでた

むつごろう畑の
近況報告

  • 現在のシャクヤクの大きさです。これで5年目です。今年はそろそろ収穫どきかな?

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店舗情報

静岡店(静岡)
沼津店(静岡)

トピックス情報

  • お城の薬草園にトウキの花が咲きました。香り感じないのですが、早くも虫たちがたくさん集まっていました。

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