卵巣(チョコレート)のう腫と漢方薬

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33歳女性 身長164cm体重59kg

 生理痛と不正出血があったため病院へ。検査結果は子宮内膜症と左側の卵巣チョコレートのう腫。チョコレートのう腫の大きさは、4.7cm×3.8cm。経過観察でこれ以上大きくなる場合は手術による切除をしたほうがよいとのこと。ご本人はなるべく手術を避けたいのでよい漢方薬はないかと御来局された。

 体質的には足が冷えて顔がのぼせるタイプ。顔には吹き出物ができやすい。大便2~3日に1回、小水は日に5~6回。甘い物をよく食べる。肩こり、腰痛などあり。漢方薬は、桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)を処方。飲み始めてしばらくすると、大便が開通し、日に1回に。さらに生理痛が軽減し始める。漢方薬を飲み始めて半年後の検査でチョコレートのう腫の大きさが2.5cm×2.4cmになっているとのこと。病院では、まれに破裂することがあると言われたという。漢方では、チョコレートのう腫は、瘀血(おけつ)=汚くなった古血と考え、瘀血を取り除く桂枝茯苓丸加薏苡仁をよく処方する。この方の場合も、破裂かもしくは、漢方薬により、のう腫が血液中に吸収され、排除された可能性もある。いずれにしても、劇的に効いた症例である。

今月のおめでた

むつごろう畑の
近況報告

  • むつごろう畑が銀景色に包まれました。これで天日干し中の当帰の薬効が高まるかな?それにしても綺麗です。(H24年1月12日撮影)

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トピックス情報

  • 毎日寒い日が続いています。比較的暖かな静岡ですが、駿府城薬草園はとても静かです。

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