今月のおめでたH21年10月15日
今月のおめでたH21年10月15日
36歳女性 不妊歴8年 身長166cm体重53kg
5年前に一度自然妊娠するも、6週目で流産。その後、AIHや顕微授精を試みたが効なく、漢方薬を試してみたいと御来局された。体質的には、手足が冷たく、冷え性で、偏頭痛が激しい。頭痛発作時には、鎮痛剤を服用。排卵時や生理前にも頭痛がある。また、肩がこり、疲れやすくて、冷えると腹痛、下痢がある。基礎体温の低温期が、35度台のこともある。好きなものは、果物が好きで、コーヒーも一日2から3杯飲む。下の裏側を見せてもらうと、静脈が紫色にうっ血していた。
この方の不妊は、子宮の冷えに原因があると考え、子宮を暖める当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)を処方しました。すると、手足がよく温まり、偏頭痛が軽減してきたということでした。また、基礎体温も高くなり、低温期に、36度を切ることもなくなりました。引き続き、同処方を飲んでいただいたところ、3ヶ月もすると、下の裏側の静脈も見えなくなり、お腹もずいぶんと温まってきているとのことでした。それから約半年がたったころ、自然妊娠されましたが、若干の出血もあったため、処方を芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)に変えました。この漢方薬は、流産防止としてよく使用します。すると、出血も止まり、無事流産することなく、ご出産されました。

