鼻血が出やすいとのご相談。運動をしたときやお風呂に入ったときに出やすいという。体質は、風邪を引きやすく、食欲は少なめで、多いときと少ないときのむらがある。水分を好む。乗り物酔いをしやすい。時々おねしょをするという。

漢方薬の小建中湯を処方。飲み始めて1ヶ月、前よりよく食べれるようになったと言う。さらに2ヶ月、鼻血があまり出なくなってきたとのこと。そのまま同処方を継続していくと、鼻血はほぼなくなり、乗物酔いもしなくなったとのこと。また、飲み始めて1年位した頃からおねしょもなくなってきたという。その後も継続して服用中。

小学校に入学した頃から、お腹を壊しやすくなった。特に学校に行く前になるとお腹が痛くなり、ひどいとまれに吐くこともある。休日は比較的良い。病院でもらった整腸剤なども飲んでみたがあまり効果が無く、漢方をやってみようと来局された。

顔色は色白で気弱な感じ。風邪も引きやすく、一度引くと長引くことが多い。乗り物酔いをしやすい。ジュース類など水分を多く摂り、食欲は食べるときと食べないときのむらがある。

漢方薬の小建中湯を処方。味は飲みやすいようで好んで飲むと言う。1ヵ月後は、あまり変わらなかったが、飲み始めて3ヶ月が経ったころから腹痛が減り始め、吐くことはほとんどなくなった。また、1年が経過した頃より腹痛はほとんどなくなり、食事も前より多くなって風邪も引きにくくなっているとのこと。現在も服用されているが調子は良好と言う。

子供の腹痛は、生まれつきの体質にも起因するが、精神的な緊張感なども大きい。小建中湯は、お腹の筋肉を柔らかくして、緊張による腹痛を改善すると共に、体を温めて"気"をめぐらし、風邪を引きにくくしたり、虚弱体質を改善する。

1~2年前より鼻がつまり始めた。いつも鼻を鳴らし、口を開けている。鼻水はかんでも出なく、時々鼻血が出ることもある。なるべく抗生物質などの薬を飲ませたくなかったので、漢方薬をためしてみようと来局された。

顔色は、目の下にクマがあり、少しボーッとした感じ。鼻がつまっているため呼吸も苦しそうである。また、食欲はあるが太りにくく、水分をよく摂るとのこと。大便は2日に1回。汗っかき(寝汗もあり)。乗り物酔いをしやすい。

漢方薬の黄耆建中湯を処方。飲み始めて2週間後、大便が毎日あるようになり、鼻のとおりも少し良いという。さらに同処方を2週間後。鼻のとおりが次第に良くなっていき、目の下のくまも減って、顔色も良くなっている。それから約1年間服用。その後は鼻がつまることもほぼなくなった。

1年前に風邪を引いてから鼻炎と喘息が出るようになった。症状は、鼻水と咳で、時々ヒューヒューゼーゼーと喘鳴が起こる。特に夜中から明け方に多く、病院でもらった内服薬を1日1回服用し、吸入ステロイドを使うと発作はおさまる。ただ薬を長く服用していくのに不安もあり、友人に漢方薬で体質改善をやってみたらと勧められ御来店された。

体質は、鼻炎と喘息以外特に問題は無く、活発で健康である。声は鼻声で鼻がつまったような感じがあり、時々喘鳴が聞こえる。のどは渇きやすく、冷たいスポーツドリンクをよく飲み、冷たい牛乳も好む。胃腸は丈夫で、大便は1日1回、小水も問題は無い。

漢方薬は、小青竜湯合麻杏甘石湯(小生りゅうとうごうまきょうかんせきとう)を処方し、冷たい飲み物を極力減らして、牛乳も温めて飲んでもらうようにお伝えした。飲みはじめて2週間後、はじめに鼻水がたくさん出たが、その後、鼻の通りがよくなったという。それからさらに2週間、咳がだんだん出なくなり、ゼーゼーと言う喘鳴も聞こえなくなっている。それから約3ヶ月服用すると、喘息発作は出なくなったので、抗ヒスタミン剤の服用を止めてみたが、それからも発作は起こらず、鼻水もほとんど出ないという。

漢方では、冷たい飲み物は気管支や肺、胃に"水毒"をため込み、この水毒が喘息や鼻炎の原因となると考える。小青竜湯合麻杏甘石湯は、水毒を取り除くことで、喘息や鼻炎を治す薬である。

1年前より、鼻づまりと鼻水が出るようになった。病院で抗アレルギー剤をもらい飲んでいるが、あまり効果が見られない。子供に薬を飲ませ続けるのも不安と言うことでご来店された。

体質は、いたって健康で特に大きな問題はない。ただ冷たいジュースをよく飲み、夏場はアイスクリームなどもよく食べると言う。また、冷たい牛乳もよく飲む。

漢方薬は、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)を処方。冷たいジュースやアイスクリームは極力食べないようにお伝えした。すると、飲みはじめて2週間で鼻がよく通るようになり、1ヶ月が経過すると、鼻水もだいぶ出なくなった。その後は、徐々に鼻水も出なくなり、約3ヶ月で根治した。

漢方では、冷たい飲み物は、胃腸や肺などの内臓を冷やし、水毒を溜めると考える。水毒は、喘息や鼻炎となって姿を現す。小青竜湯は、薬用の生姜などが入っており、内臓を温め、余分な水を取り除く。抗アレルギー剤は症状を抑えるだけで、根本的な解決には至らない。

今月のおめでた

むつごろう畑の
近況報告

  • むつごろう畑が銀景色に包まれました。これで天日干し中の当帰の薬効が高まるかな?それにしても綺麗です。(H24年1月12日撮影)

    むつごろう畑が銀景色に包まれました。これで天日干し中の当帰の薬効が高まるかな?それにしても綺麗です。(H24年1月12日撮影)

トピックス情報

  • 毎日寒い日が続いています。比較的暖かな静岡ですが、駿府城薬草園はとても静かです。

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